PDCAを知ってますか?
仕事をしていれば必ず耳にしたことがあると思います。便利な仕事術であるのは分かっていたも何故か出来ないのがこのPDCAだったりしますよね。
仕事や普段の生活でも、このPDCAを使いこなす事が出来れば大きな成果を出すことが可能です。
そして、このPDCAをさらに進化させていけば
あなたは、考えずに最強のビジネスサイクルを回して行くだけで常に成果が出せるようになるんです。
まずは、PDCAについて理解を深めましょう!
そんなPDCAを深く理解し、さらに必ず実行できる方法を、釣りを通してご紹介して行きたいと思います。釣りを通すと、とても分かりやすいので、初心者の方にも、理解しやすいと思います。
PDCAってなに?
PDCAとは、PDCAサイクルとも言われ、P(PLAN:計画)→D(DO:実行)→C(CHECK:評価)→A(ACTION:改善)これをぐるぐる回して仕事を進めていく方法です。これを実行すると、仕事をしながらチェックし改善して行くので、常により良い状態で仕事が出来る訳です。
PDCAを分解して理解しよう
ここでは、PDCAをそれぞれの項目に分けて解説して行きます。
目標を実行するための具体的な計画立てます。目標の内容を達成するための計画をより具体的にTODOレベルで立てることがポイントです。
先ほど立てた計画を実行する段階です。TODOを確実に事項して行くようにしましょう。ここでのポイントは立てた計画を勝手に変えないことです。この後のCで適切な評価が出来なくなります。
実際に行動を起こした計画を検証します。きちんと実行出来たか?結果は出たか?出た結果は目的していた結果だったか?などです。上手くいっても、その内容を詳しく検証します。
Cで評価した内容をもとに計画を改善して行きます。結果が良かったとしても、より良く・より効率的に・より結果を大きくするために改善します。この段階でまったく出来ていなかったり、目的と違った結果が出た場合は、PLAN自体を一から考え直すこともあります。
分かっているけど出来ないPDCA
良いことは分かっているけど、実際やってみると、きちんと回せないのがPDCAです。私の会社でも、やっていますが、PDまで行ってそのまま放置されてしまうことが多く、その内に次のPが回って来ると言った有様です。分かっているけど出来ないのがPDCAなのです。
PDCAはきちんと回さないと結果はでません!はじめたら動かし続けるのがポイントです!
釣りとPDCAの関係
私は釣りが大好きです。川や海に釣りに良く出かけます。釣りはのんびりやるものだと思っている方も多いと思います。そんな釣りもあります。
ですが、大半の釣りはじっとなんてしていません。目の前の魚をどうやって釣ろうか試行錯誤しながら常に工夫しています。
私はこの釣りの一連の行動がPDCAに非常に似ていることに気が付きました。似ていると言うよりも、PDCAそのままだったのです。
釣り人はPDCAをしていたのです。
釣りから学ぶPDCA
PDCAは釣りに例えながら見て行くと深く理解しイメージしやすくなります。
そうすると一段と実行しやすくなるのです。なかなかPDCAが実行出来なくて困っている方、実行するが知らない間になくなってしまいPDCAを行方不明にしてしまっている方は、
この釣りから学ぶPDCAで、
今までよりもPDCAを理解できると思います。ここからは、実例をご紹介しながらP・D・C・Aと分けて詳しく解説して行きます。
釣りから学ぶPDCA①:PLAN
釣りでは魚を釣ることが目的です。その目的を達成するために、場所などの状況から判断して釣れると思う方法の仮説を立てます。そして釣りの仕掛けを作りエサを選び、仕掛けを投げ入れるポイントを決めます。
具体例として、池での鯉釣りをご紹介します。目的は鯉を釣ること、夏の朝、まだ気温はそれほど上がっていません。流れが無い池なので、ウキ釣りを選びました。エサはミミズにして、沖を狙うことにしました。
釣りから学ぶPDCA②:DO
釣りでいうDOは、実際に仕掛けを投げた所から始まります。計画したよう狙ったポイントに仕掛けを投げて行きます。計画通りのポイントに入れられなければ、計画通りに出きるように努力をします。
鯉を釣るために、仕掛けを投げます。なかなか上手くポイントに行かないので何回か投げ直しました。周りの魚の気配に気を付けながらウキの反応を待ちます。
釣りから学ぶPDCA③:CHECK
釣りでなかなか反応が無い時には、自分の立てた仮説と現在行っている釣りについてチェックします。仕掛けに問題なかったか、糸の太さ、針の大きさ、エサが合っているか、狙っている場所は適切か、エサが入っている水の深さに魚がいるのかなど様々な原因を考えます。もし、釣れたとしても同じです。もっと大きな魚を釣る方法があるのか、もっと沢山釣る方法があるのか考えます。
ウキには反応があるのですが、まったく釣れません。このことから魚がいるのは確認できました。釣れない理由として、ウキに反応があるのでエサは食べていると判断しました。なのに釣れないのは針が大きくて魚の口に入っていない可能があります。また、鯉が岸近くの浅い所を泳いでいるの見つけたので、ポイントを変更した方が良いと思いました。
釣りから学ぶPDCA④:ACTION
先ほど考えた釣れない原因を考慮して、現在の釣り方を改善します。糸を少し細くして魚に気が付きにくくしたり、魚の口に合わせて針を小さくしたり、狙うポイントも変えるなど修正を加えます。釣れていたら、その釣りをやりながら、さらに大きな魚を狙って針を大きくしたり、さらに沢山釣るために違うポイントに同じ方法を試すなどの方法も考えます。
先ほどの判断から、針小さなものに変更して、ウキの位置も変えて浅い所を狙えるようにしました。狙うポイントも先ほどよりも岸に近い所に決めました。
釣りから学ぶPDCA⑤:サイクル
ここまでご紹介した釣りの流れを釣りでは繰り返しています。そして、その時の釣れる最強パターンを探していくのです。皆さんがイメージしているよりも実は非常に多くのことをやっています。釣りでは考え、実行し、釣れなければ修正し、また実行する。これを非常に短いサイクルで繰り返しているのです。また、もし釣れたとしても、時間・気温など状況によって釣れるパターンも変わるので、常に状況を判断して修正をして行きます。
先ほどの微調整した仕掛けを、岸近くの新しいポイントに投げてみます。そして反応を待ちます。鯉が釣れました、修正はアタリだったようです。ですが、沢山釣りたいので、投げる場所を色々と変えたみて、もっと釣れる場所を探していきます。
釣りと仕事をPDCAで比較してみる
釣りからみたPDCAはどうでしたか?今までよりイメージがはっきりしていればうれしいです。釣りと仕事を比較してみましょう。
1.釣れるパターンをイメージして釣り方をきめます
2.実際に釣ってみます
3.釣れなかったら何故釣れないのか考えます
4.釣り方を修正します
5.そしてまた釣ってみます
1.目的を達成するための方法を仮説を立てて計画します
2.実際に実行します
3.実行した結果をチェックして問題点を確認します
4.チェックをもとに計画を修正します
5.そしてまた実行します
釣りから見えるPDCAのポイント
釣りから見えてくるPDCAのポイントは、常に動き続けるとこです。エサを投げても釣れない時は釣れないのです。常に考え修正し釣れても考えさらに改善します。釣りは常に状況を判断し、現在にあった釣りを目指して考えて実行し続けているのです。仕事でPDCAサイクルが回せないのは、何処かで行動を止めてしまっているからです。実行出来ないなら原因を考え実行出来るように改善して行けば良いのです。
ポイントは、常に考え行動して行けばPDCAサイクルは止まらないということです。
釣りから学んだPDCAで成果を釣り上げよう!!
釣りから学ぶPDCAについて色々とご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?少しでもPDCAをやってみようという気持ちになって頂ければうれしいです。
PDCAはきちんと実行出来れば成果はでます。
私は営業マンなので、大変失礼な事だとは思いますが、営業を釣りに例えて目の前のお客様との取引を釣り上げるために、このPDCAを実行してます。
皆さんも一緒に釣りから学んだPDCAで仕事での結果を釣り上げましょう。
PDCAが釣りに例えられたように、PDCAが様々な場面で活用することが出来ます。
生活の中であったり、勉強の方法であったり、可能性はいくらでもあります。
ビジネスだけでなく、このPDCA手法は、みなさんの生活をより良いものにしれくれるでしょう。
PDCAをみなさんの生活スキルとして活用してください!!
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