USPとは?会社の強みの探し方5選を徹底解説!

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USP 営業の教科書

USPって聞いたことありますか?このUSPは会社にとってなくてはならないものです。そんなUSPとは何なのか?何故USPが必要なのかなど、USPの探し方を5選、探してみると分かる大きなメリットなども含めてご紹介したいと思います。

ライバル会社に勝てない、お客様に提供できる商材・サービスが無い、そんなあなたに是非読んでもらいたい記事です。会社の強みを見つけて、より良いビジネスを目指しましょう!

USPとは?

USP

USPとは、ユニーク・セリング・プロポジションの略です。簡単にいうと「自社の強み」のことです。この強みとは、競合他社と比べてもので、そして顧客に対してメリットのあるもので無ければなりません。USPとは、他社に負けない顧客に対しての強み(売り)のことです。

USPは何故必要か?

何故USPが必要なのでしょうか?もし、会社にひとつもUSPと言えるものが無かったとします。そうなると、顧客があなたの会社と取引や契約を結ぶメリットが無いことになります。メリットが無ければ顧客はあなたの会社を選ばないでしょう。これでは会社がやって行くことはできません。この事からも会社にとってUSPは必要不可欠なのです。

USPは見つけにくい

皆さんに質問です。皆さんの会社のUSP(強み)はなんですか?即答出来た人は少ないんじゃないでしょうか。私自身もそうでした。改めて言われると考えてしまいますよね。思いついたとしても、それが本当にUSPなんか、ふと疑問に思ってしまったりします。実はUSPとは意識していないと非常に見つけにくいものなのです。

USPが学べる「ハイパワー·マーケティング」

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感想(2件)

私がこのUSPという言葉を知ったのはジェイ・エイブラハム著の「ハイパワー・マーケティング」という本に出合った時でした。この本はマーケティングについて非常に分かりやすく書かれていて、このUSPについても具体的な例をいくつも揚げて説明してくれています。もし興味のある方は読んでみることをおすすめします。非常に勉強になりました。

今回の記事では、この本で勉強したことを、私自身が実行してみて良かった方法や感じたことをご紹介させてもらっています。

営業にとってのUSP

USP

私は現役の営業マンです。営業にとってUSPがないと非常につらいものがあります。想像してみてください。もし、あなたが営業マンでお客様にすすめなくてはいけない商品に何も良い特徴が無かったら、しかも、他社の商品の方が優れていいるのです。もう、嘘つくしかないですよね。でも、やっぱり嘘はダメです。USPを見つけてしっかりと、お客様に自社商品の良い点をおすすめしましょう。

会社にとってのUSP

USP

営業マンだけではなく、会社にとってもUSPは必要です。先ほどご紹介したように、USPが無いと会社の運営にも大きな影響が出てしまいます。また、USPがあることで、取引だけでなく他の部分にも色々と良い影響が出てきます。そういったメリットのためにもUSPを探し出す必要があるのです。

USPで会社の進むべき方向性が見える

USPは営業だけのものではありません。会社の全ての部署でUSPを共有することが大切です。USPを共有することで、自社の強みが何にか分かり、その強みに沿った判断を求められるようになるからです。例えば安いことがUSPの会社では、販売価格を安く出来るように業務の判断が行われる訳です。

USPがあると会社に自信が生まれる

USPがあると言うことは、他社に負けないものを持っていると言う事です。さらに、言い方を変えると、他社よりもその部分では、お客様を満足させ喜ばせていると言う事なのです。これは、大きな自信に繋がります。自社に自信を持てる従業員は、悲しいことに多くはないと思います。これこそが、会社の強みに他ならないのです。

USPの探し方5選

USP

USPを探してみましょう。探し方には幾つか方法がありますが、実際に私がやってみて良かった方法を5つご紹介したいと思います。現在、皆さん会社には多くの取引している顧客がいると思います。これは、皆さん会社にUSPが存在する証明になっていると思います。必ずUSPはあります。良い機会です、USPを探してしっかり意識できるようにしましょう。

USPの探し方①:数字から探す

USPは売上に影響が出やすいものです。ですので、売上の内容分析をしてみましょう。皆さんお会社のUSPが商品にあるとすれば、良く売れている商品の共通点を発見できれば、そこからUSPが見えてきます。

私の会社では、価格が安い商品が販売実績が良かったので、価格が安いことがUSPのひとつであると仮説を立てることにしました。

USPの探し方②:サービスから探す

サービスから探す方法もあります。サービスとは、早い、確実、親身などのことです、これは感覚的なものですが、他社と比べることは出来ます。また、商品に強みがない場合には、このサービスの点で優れてると考えた方が良いと思います。自分たちの行動を振り返ってみて、どんなことをした時にお客様が喜んだのか思い出してください。

私の会社では、親身になって対応して時に非常にお客様が喜んでいただいた例が多かったのでこの点も良い点だど考えることにしました。

USPの探し方③:直接顧客に聞いてみる

探し方①②をやってみても、なかなか見えてこない方は、直接顧客に聞いてみることを、おすすめします。聞きにくいかもしれませんが、勇気を出して聞いてみると思ってみなかったUSPを教えてくれるかもしれません。実は自分たちで考えるよりも有効な手段なのかもしれません。

私も実際に聞いてみました。そうすると「こうやって、色々話せるフレンドリーな所が付き合いやすいよ」と言われました。思ってもいなかったので非常に参考になりました。

USPの探し方④:無ければ作ってみる

どうしても見つからない方には、USPを作ってしまう方法もあります。ある意味、マネジメントやマーケティングの関わってきますが、まず会社で方針を決めることです。低価格・スピード対応・親身な対応などです。これらから、自社のUSPとするものを決めて、それがUSPになるように進めていけば良いと思います。これには、時間が掛かるデメリットがあるのと段階的にコストが掛かる可能性があります。

無ければ作る方法もあります。会社にないからあきらめるのは、なだ早いです。

USPの探し方⑤:仕事に名前を付ける

探し方の方法として、現在の仕事に名前を付けてみる方法があります。これは、仕事の名前を付けることによって色々な仕事を商品化して、その商品からUSPを探す方法です。これを行えば、今まで気が付かなかった商品が見つかり、そこからUSPを見つかることができます。この方法は時間や費用を掛けずに実行出来るところがメリットです。

仕事に名前を付ける方法はこちら

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USPの探し方のポイント

USP

 

探し方の5つの方法でUSPは見つかったでしょうか?ここでは、USPの探し方のポイントをご紹介したいと思います。USPはひとつのことに絞る必要はありません。例えば、某牛丼チェーンでは、「安くて速くて旨い」と3つの強みをひとつのUSPとして表現していました。このように、先ほどの方法で見つけた強みをひとつにまとめてみたり、見つけて強みに何かをプラスしたりすると、他社に負けないさらに強いUSPを確立することが出来ます。

何故、自社にUSPがないのか?

USP

ここまで読んでみて、いかがだったでしょうか?まだ、USPが見つからない方もいると思います。以前の私の会社もそうでした。では、何故USPが見つからないのでしょうか。これには幾つかの原因が考えられます。

後追いでは他社には勝てない

USPが見つからない原因のひとつに会社の運営があります。会社が他社の後を追う状況では、なかなか追い越すのは難しいものです。そうなると、他社より強くなくてはいけないUSPは見つからない訳です。この場合には、他社よりも一歩前に出る攻めの姿勢が必要になります。これは会社だけの問題では、ありません。従業員も常に意識しながら仕事を進めていく必要があります。

最強のUSPは自分自身

私の会社では、とても苦労しましたが、なんとかUSPを見つけてやっていくことが出来ています。しかし、以前はUSPがない辛い状況が続いていて、ある時お客様から直接「おたくの会社と取引してどんなメリットがあるの?」と聞かれてしまった事がありました。思わず「メリットは私が担当営業という点です。今までの経験とスキルで、きっと役に立ちます。」といってしまいますた。結果的に上手くいったのですが、この時に、USPとは自分自身でもなれるのではないかと感じました。

USPを成長させて売上アップ!

USP

USPはとても大切なビジネス要素です。今回の記事で皆さんのUSPはつかりましたか?最後にポイントをひとつ、実はUSPは常に成長させ続けなくてはいけないのです。時代は変化します、他社も進化します。じっと立ち止まっていると、いつの間にか置いて行かれてしまいます。USPがUSPであるために成長させ進化させていく必要があります。民さんもUSPを見つけそのUSPを常に磨きをかけて売上アップの成果を一緒に手に入れましょう。